【遺品整理】これだけは知っておきたい基礎知識!!

遺品整理

実家の遺品整理をしたいが、遠方なのでなかなかタイミングが取れない・・・

あの人が好きだった品物、処分すべきか残すべきか困っている・・・

そもそも遺品整理って、いつまでにやったらいいの?

そんな悩みを抱えている人に、この記事では遺品整理についての基本的なハナシをまとめています。

まずは「遺品整理」というものについてしっかり理解するようにしましょう。

遺品整理とは・・・

遺品整理をカンタンにまとめると

亡くなった方に関する生活用品やグッズを処分することです。

故人が直接使っていたもの以外にも、写真や手紙、仏壇なども遺品整理の対象となります。

 

そうした思い出の品々を処分(買い取り)するのか、遺族で形見分けするのか、方法は様々です。

遺品整理はいつから始める?

遺品整理って、いつから始めるべき?

一軒家の場合

遺品整理を始めるのはいつでも構いません。

タレントの「みのもんた」さんのように、終活の一環として、生前から写真などの処分を始める方もいます。

 

要は、あなたの気持ちが落ち着いた時期に始めると良いんです。

あえてわかりやすい区切りをつけるなら、四十九日の法要後などでしょうか。

 

このころになると、事務処理など一連の手続きが終わってホッと一息つける時期です。

賃貸物件(民営・公営)の場合

故人が一人暮らししていた場合は、原状復帰して明け渡さないといけません。

特殊清掃が必要になる場合もあるでしょう。

 

賃貸の場合、いつまでに明け渡すべきか?といいますと、民営の賃貸なら6カ月程度、公営なら3カ月程度に済ませるのが目安です。

 

ただし賃貸の場合、明け渡しが遅れるほど家賃が発生します。

無駄な出費・・・というと言いすぎかもしれませんが、長引くほど負担が大きくなりますよね。

 

なるべく早い段階で遺品整理を行うようにしましょう。

遺品と相続税について

遺品の中に、相続税の対象となるモノがある場合は10か月以内に遺品整理をするようにしましょう。

それ以降の遺品に対しては「重加算税」がかかってしまうからです。

 

ちなみに、相続税の課税対象は以下のようなものです。

※参照元:https://www.kaishu-zeroplus.net/method-of-relics-organize

・現金、預貯金、有価証券、宝石、不動産(家、土地)

・貸付金、特許権、著作権

・故人の死亡退職金、保険料を負担していた生命保険の死亡保険金

料金の相場はいくら?

遺品整理にはいくら費用がかかるのでしょうか。

部屋の広さにもよるので、目安を表にまとめました。

 

ただし、荷物の多さや部屋の形状によって料金は大きく変わってきます。

実際に自分の場合はどうなんだろう・・・?と具体的に知りたい場合は見積もりを依頼しましょう。

間取り 作業時間 作業人数 料金相場
1R、1K 1~3時間 1~2人 50,000~80,000円
1DK、2K 2~4時間 2~3人 90,000~120,000円
1LDK、2DK、3K 2~6時間 2~5人 130,000~160,000円
2LDK、3DK、4K 3~10時間 3~7人 170,000~200,000円
3LDK、4DK 5~12時間 4~8人 210,000~240,000円
4LDK~ 6~15時間 4~10人 250,000円~

 

遺品整理は自分(親族)でもできる?

さて、遺品整理は自分でやることは可能でしょうか?

私の結論から言いますと、「無理ではないが、かなり大変。業者に任せる前提で考えたほうが良い」です。

 

特に、部屋に腐敗した液などが残っていると、普通の人ではキレイにすることがほぼ不可能です。

また、腐敗臭がしている場合は、衛生面から防護服を着用しないといけません。

 

そういった手間ヒマを考えると、遺品整理業者に依頼するほうが良いでしょう。

遺品整理業者の選び方のコツとは?

では、遺品整理業者の選び方のコツについて解説していきます。

複数の業者から見積もりをとる

葬儀社や管理会社などから遺品整理業者を指定される場合があります。

ですが、一社だけだと「価格が適切か?」「信頼できる業者か?」といったほかの業者との比較ができません。

 

葬儀社選びの時と、考え方は同じです。

遺品整理は、他人に故人の品に触れられるのですから、信頼できる方にお任せしたいですよね。

「専門」業者に依頼する

遺品整理「専門」業者であれば、遺品の扱いについて専門知識があるので大丈夫なんです。

ですが、リサイクルショップ、引っ越し業者、さらには個人事業主など・・・遺品整理業は様々な分野の業者が参入しています。

 

こういった専門外の業者に依頼した場合、お金になるものだけを丁寧に扱って、故人の想い出の品をぞんざいにされた、というクレームが多発しているんです。

 

ですので、遺品整理は「専門」業者に依頼するようにしましょう。(ゴミ屋敷・特殊清掃など、遺品整理を含めたトータルサポートをしている会社なら安心ですね)

まとめ

遺品整理について近い将来、私も悩むことになるでしょう。

この記事は、随時更新していきます。