お葬式に関するトラブルって、毎年多くの事例が報告されているんです。
お葬式のトラブルは実はとっても多い!!
日本が超高齢社会と言われているのはご存じだと思いますが、それに伴って死者の数も増加しています。
2015年には1年間に130万人以上の方が亡くなっています。・・・ということは、単純に計算して毎日3500回以上のお葬式が全国各地で行われていることになるのです。
このように、全国規模で見れば毎日当たり前のように行われているお葬式で、様々なお金に関するトラブルがおきている事をご存知でしょうか?
「お葬式をしたくても、葬儀社の見積もりが予算をオーバーして困っている・・・」
「葬儀社から身に覚えのない高額な葬儀代を請求された・・・」
こうした話は後を絶たないのです。
では、実際にどんなトラブルがあるのか見てみましょう。
お葬式のトラブルで悲劇が・・・体験談その①
Aさんは同い年の奥さんと二人暮らし。子供はいませんでした。
定年してからも仲良く連れ添ってきましたが、ある日奥さんが緊急入院。
90歳手前のAさんには頼れる親族もいません。なけなしの貯金を崩しつつ、何とか入院治療費を工面しながら数年間に及ぶ懸命の介護をしてきました。
ですが、残念ながら奥さんは息を引き取ってしまいました。
「妻が生きているうちにお葬式の準備だなんて考えられなかった」というAさんは、病院から紹介された葬儀社にお葬式を依頼しようとしました。ですが、その見積額にビックリ!!とても払えそうにありません。
葬儀社の担当者は「では他をあたってください」とつれない態度。
病院から紹介されたのだからあの葬儀社はぼったくってるわけではないだろうし・・・。
でもこのままじゃお葬式をしてやれない、どうしよう・・・
Aさんは困ってしまいました。
お葬式のトラブルで悲劇が・・・体験談その②
Bさんは父親の葬儀のため近所の葬儀社にお葬式の見積もりをとりました。そこで示された金額を見て「結構お金がかかるな。どうしよう・・・」と迷いました。
でも結局、
「担当者も『相場はだいたいこれくらいです。』って言ってたしな。
のんびり考える暇もないし、いろいろ説明もあんまり良くわからないけど、変なことは言ってないだろうし、この葬儀社に任せておけばいいだろう」
詳細な打ち合わせを終え、親族などへの連絡とお葬式費用の準備が始まります。
お葬式費用が賄えるくらいの財産があれば良いですがこの不景気ですからなかなかそう上手くはいきません。Bさんも苦労してお金をなんとか工面します。
そして、いざお葬式当日。
大切な方を亡くした哀しみにくれる間もないぐらい、バタバタの連続。「大体これくらいだろう」と見積もっていたよりも、たくさんの参列者が来られて対応に追われたりと、想定外のことだらけ。
そんなお葬式も何とか終え、いざお葬式費用の精算をするときになってBさんは驚きました。「・・・えっ!?見積もりと全然違う!!」
葬儀社の担当者は言います。「あの見積もりは基本プラン料金であって、あの後の打ち合わせで○○や△△のオプションもつけるという話になりましたよ。
それ以外にも当日に振る舞い料理や、返礼品の追加注文などがあったので金額に加えております」
Bさんはそのとき後悔しました。
「でも打ち合わせの時に『〇〇とか△△は必要ですよ〰お父さまも喜びますよ〰』ってグイグイ勧めてきたのはそっちだろう?納得いかないけど、よく分からないからお任せにしてしまったしなぁ。
あ~あ、こんなことならちゃんと打ち合わせしておくべきだったな・・・」
お金に関するトラブルは後を絶ちません
程度の差はあれ、AさんやBさんが遭遇したようなトラブルは全国各地で多発しております。
Aさんは「お葬式の費用が用意できない」せいでお葬式が出来ない、Bさんは「見積金額と実際の請求金額が違う」。
どちらも「お金」に関するトラブルなわけです。
特にAさんの場合は、かなり深刻な状況です。これ、最悪の場合は遺体を放置するという問題が起きてしまうのです。
実際に、お葬式もせず、その後の対応も誰にも相談もできないまま、数年後に自宅で白骨化した遺体と同居していた所を発見される、という痛ましい事件が過去に何件も起きています・・・
高齢化が進んだ現代では、故人も高齢化して存命な親族がほとんどいないという方が増えてきています。
なんとか残っている親族もすでに定年を迎えて収入がないため、葬儀費用の援助を頼むのも難しいという現実があります。
そして「お金が足りないばかりにお葬式をしてやれなかった」という引け目から、誰にも相談できずにこうした事件に繋がっていくのです。
こうしたトラブルを防ぐには?
では、どうすればトラブルを防ぐことができるのでしょうか?
Aさんの場合
Aさんについては「予算にあったお葬式をしてくれる葬儀社に依頼する」ことができれば、こうした問題は起きずに済んだのではないでしょうか。
Aさんは病院から紹介された葬儀社にしか話を聞いていません。葬儀社は全国各地に多数あります。他にも選択肢があることに気づいていれば何か変わっていたのではないでしょうか。
ちなみに、役所に尋ねても解決策を提案してもらえたはずです。
Bさんの場合
では、Bさんはどうでしょうか?
Bさんも近所の葬儀社からしか見積もりをとっていません。その見積もりは果たして適正なのか?ということを判断できません。専門家ならまだしも、一般人には全く見当もつかないでしょう。
だから、見積もりが妥当だったか?そしてBさんの予算をきちんと反映していたか?
そもそもその担当者がきちんとBさんの要望を引き出せたのか、本当に必要なことを提案できていたのかというところも重要です。もしかしたら、別の葬儀社に依頼していたら、納得できるお葬式ができたかもしれません。
Aさん・Bさんの例からも、お葬式をするにあたって葬儀社の選び方というのは非常に大切だ、というのが分かっていただけたと思います。
トラブルから見えてくる、葬儀社選びの大切さ
言われてみれば、すごくシンプルですよね。実はこの方法、公正取引委員会もおススメしているのです。
お葬式の費用が適切か、一般人には判断できません
お葬式について、私たち一般人には、見積もりをとったり相談した葬儀社が本当に自分に合っているかは判断がつきません。
ましてや、一度きりしかない大切な方のお葬式を依頼するのです。慎重に慎重に、じっくりと葬儀社を選ぶにこしたことは有りません。
どうやって葬儀社を選んだらいいの?
もちろん、タウンページで葬儀社を一つ一つ調べて自分で連絡して・・・という方法でも出来なくはないです。ですが、あまりに手間と時間がかかりすぎです。大切な方と過ごす時間も少なくなってしまいます。
そこで、葬儀社選びに使ってほしいのがネットを使った無料の葬儀社一括見積サービスです。
無料で、簡単に使えます
引っ越しでも複数の会社から一括で見積もりをもらえるサービスがあるように、葬儀社を選ぶ際にも一度に複数の会社から見積もりを得ることができます。
もちろん、無料で使えます。
予算や参列者の概算・宗教などの希望を入力して送信すれば、複数の葬儀社からの見積もりをすぐに紹介してくれます。
もちろん難しいことはありません。忙しいときでも数分もあれば入力出来てしまいます。
もちろん可能な限り詳しい情報を入力すれば、より詳細な見積もりがもらえます。
そこから実際に連絡をとって打ち合わせるも良し、資料請求だけするも良し、です。
紹介されたから決めないといけないわけではありません!
そして、紹介された会社に決める必要はありません。見積もりの内容、あるいは担当者に不満や不安があれば、きちんとお断りできます。
断っても、その後にしつこく営業してきたりするんじゃ・・・
という心配も無用です。(引っ越し業者の場合はそんなこともよくありますね・・・)万が一そんなことがあったとしても、葬儀社紹介サービスの運営会社に連絡すれば大丈夫です。
事前に準備をする場合でも、急いで手配しないといけない場合でも見積もりサービスを利用すれば効率的に動けますよね。
実際急いで手配しないといけない時こそ、冷静な判断が難しい時こそ、こうしたサービスを利用しましょう。
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