プロフィール欄にも書きましたが、私ひろしは40代の妻子持ちのおっさんです。
このページでは、なぜ私がお葬式についてのサイトを作ろうと思ったかを書いてます。
お葬式はいつか必ずぶつかる問題
私がお葬式について考えるようになったきっかけは、父方の祖母の死です。
叔父が喪主を務めていましたが、叔父の隣に座る父を見て、「あ、いつか私も喪主として親を送り出す日が来るんだ」と思ったんです。
そう思ったら、急に色んなことが気になりだしました。
祭壇に飾られたお花を見ながら「これいくらぐらいかかったんだろう」とか、設営の準備は業者がやったのかとか、火葬場の予約ってどうするんだろうとか・・・
まぁお葬式に集中しろって話なんですが。
で、自分なりに調べてみると「結構かかるんだな・・・」という感想でした。
何か葬儀費用の平均が200万円近くかかるらしいし。不謹慎な話ですが、もし明日両親が死んだらお葬式できないぞ!と気づいたわけです。
あなたがもし突然喪主を務めないといけなくなったとしたら、葬儀費用はすぐに用意できますか?
費用について何の心配もしていないよ、という方はかなり稀でしょう。
さらに、私が明日死んだとしたら、妻や娘は困ってしまうということにも気づきました。
まだ若い(と思ってる)し、自分が死んだ後の事なんて何にも考えていなかったけど、いつ何があるか分かりません。そんなときに、残された家族が楽になるようにしておくべきじゃないか?
そう思い、私はお葬式について真剣に考えるようになりました。
お葬式について調べていくと・・・
そもそもお葬式の費用ってもっと安くはならないのか?と疑問がわいてきました。
1万円のキッチンラックを買うのに何日もかけて悩むような経済状況の私たち家族にとって、お葬式は何百万円もする超高額な買い物です。
じっくり時間をかけてちゃんと比較して検討したいですよね。
なので安いお葬式をするためにはどんな方法があるのか?を調べていきました。
そうやって知識が増えていくにつれ、「元気なうちにお葬式の準備ってしておくべきだ!」という考えに至りました。
いわゆる「終活」をやるべきだと。
そして、お葬式について調べていくと私たち一般人は、もっとお葬式について知るべきであるという考えに至りました。お葬式は人生の中でもかなり高額な買い物なのに、事前に何の準備もしないままという方が多いです。
大半の方は何も準備しないままで時を過ごします。そしていざその時が来たら、よく検討しないままに(実際にじっくり検討する時間がない、しかも冷静に判断できるような精神状態ではないため)業者のオススメするプラン通りのお葬式をする羽目になってしまう人がとても多いようです。
そして詳細まで理解しないまま契約してしまったから、実際のお葬式が終わった後に、「こんなはずじゃなかった!」というトラブルが起きてしまいます。
果たしてこれでいいのでしょうか?
この問題を解決する方法は、事前にお葬式の準備をしておくことです。
きちんと前もってお葬式の予算はどれくらいか?誰を呼ぶのか?どのような形式にするのか?
そういった内容は整理しておかないと、いざというときに何から始めたらいいの?状態になってしまいます。
準備していないと、誰かが困ってしまう
あなたの親が死後の準備を何もしていなければ、困るのはあなたやその家族でしょうし、
あなたが死後の準備を何もしていなければ、困るのはあなた以外の家族のみんなです。
例えば故人の趣味のコレクションってどうしたらいいんだろう?と悩む方がいらっしゃいます。
正直、遺族にとっては必要ないものだから処分すればいいんだけど、何だか気が進まない・・・。
遺品整理屋さんに頼むのも、あの人のコレクションを勝手に売ってしまうのもなぁ・・・。と悩みます。
そうやってどんどん荷物とストレスが溜まっていってしまうのです。
私はそんなことをしたくない、家族に迷惑をかけたくないと思いました。準備できることはたくさんあります。
といっても、何からやったらいいのかわからないという方も多いでしょう。
このサイトでも終活についてまとめていますので、参考にしてみてください。
平均寿命からみる終活とエンディングノート~何から始めたらいいの?
喪主は私の父だったのですが、父が体を悪くしているので私も一緒になってお葬式の準備をしました。
以前から「お葬式は事前の準備が大切だ」と自分で調べて知っていたので、叔父がいよいよ危ない、というときに「いい葬儀」を使ってお葬式の見積もりを行い、葬儀費用その他必要な段取りをしました。
おかげで、かなりスムーズにお葬式が進められたと思っています。
生涯独身だった叔父は、長年の入院生活で財産といえるものはほとんど残っていませんでした。
私の老いた両親はもちろん、私も正直お金に余裕が全くなく、「いい葬儀」で見積もりを取る際にも、できるだけお葬式は費用を安くしたいという希望を伝えました。